「白菜干」と呼ばれる、乾燥させた「広東白菜」を使ったスープ「乾菜排骨湯」の『お家版レシピ』です。このスープは、中国広東省の定番家庭料理です。
薬膳効能
『広東白菜』は、デトックスの手助けとなる「清熱」…消化促進の要因「健脾」…気の巡りの改善「降気」…など春に取り入れたい効能を多く持ち合わせています。
漢方生薬である『山薬』『クコの実』は、中国料理で良く組み合わせられます。それぞれ、「養陰」「潤肺」と言われる効能があり、体内水分を補うなどして、乾燥状態の改善が期待出来ます。さらに、『クコの実』は、春に起こりやすい、かすみ目の対策ともなる「明目」と言われる効能をも備えています。
材料
- 山薬 15g
- 陳皮 少々
- クコの実 5g
- 棗 1ヶ(15g)
- 豚スペアリブ 4キレ(300g)
- 白菜干 20g
- 干し椎茸 4枚(8g)
- 人参 8キレ(100g)
- 龍眼 4ヶ(5g)
- 生姜薄切り 3枚
作り方
- 白菜干、山薬を一晩水につける。 白菜干は、良く水で洗い、砂を取り除き、付け根を切りおとし、4㎝ほどの長さに切り揃える。山薬は、1/2にカット。
- 鍋に1.2㎏のお湯を沸かし、陳皮、クコの実、棗、豚スペアリブ、干し椎茸、龍眼、生姜薄切り、1.の白菜干、山薬を加え、蓋をして、弱火で45分煮込む。
- 椎茸を取り出しヘタを取り除き、鍋に戻す。人参を加え、蓋をして、弱火で45分煮込む。
- 塩小さじ1/4ほどで味付け。味が物足りない時は、旨味調味料、砂糖を少々加える。