お家で薬膳

国際薬膳調理師がお家で作る、薬膳料理や中国家庭料理を紹介する、「レシピブログ」です。

黒醋古老肉

f:id:hide8460:20210515221003j:image  黒醋→黒酢。古老肉→酢豚。

黒酢の酢豚です。

レストランの定番酢豚と言えば…豚肉の唐揚げに、ピーマン、玉ねぎ、パイナップルを、甘酢あんで絡めています。

 

5月は、五月病と言う言葉があるように、ストレスが溜まりやすい季節です。

気、血の流れが悪いと、ストレスが溜まりやすいと、言われています。その対策として「活血」、「理気」等の効能を持つ食材を、身体に取り入れます。

 

定番酢豚の彩り野菜である、ピーマン、玉ねぎとお酢の組み合わせは、その効能を十分に持ち合わせていてます。なので…ストレス解消の手助けになると、期待出来ます。

 

〈ピーマンの効能〉

  • 理気→気を正常に巡らせて、機能の停滞を解消する方法。
  • 除煩→胸中の熱と不安感に見舞われる症状を解除する。
  • 平肝→肝陽上亢による、めまいや耳鳴りなどの症状を平穏な状態に治療する。
  • 和胃→胃の機能(飲食物の消化、吸収)を調整する。

〈玉ねぎの効能〉

  • 和胃→胃の機能(飲食物の消化、吸収)を調整する。
  • 降逆→肺と胃の気が下がらず、上逆するのを治療する方法。
  • 化痰→水液代謝の障害によって、体内で出来た病因である痰によって起こる、咳、痰、吐き気、嘔吐、めまい等を除去する。
  • 理気→気を正常に巡らせて、機能の停滞を解消する方法。
  • 活血→血を活性化させ、血液の循環を改善する。

お酢の効能〉

  • 活血→血を活性化させ、血液の循環を改善する。
  • 化瘀→瘀血(血液の循環が停滞したり、内出血が停積した症状)を解消する。
  • 消積→消化組織内に滞留する、未消化物質が累積している状態を解消すること。
  • 消腫→腫れ、浮腫みを取る。
  • 軟堅→痰や血などによる、しこり、腫瘤、結石などの塊や集積物を和らげる
  • 解毒→体内に蓄積する、老廃物や病邪を取り除くこと。
  • 療瘡→傷、瘡(かさ)などの皮下組織に傷が生じたものを治療する、瘡(傷、瘡、皮膚の表層部に発生した丘疹、紅班、水疱、膿疱、びらん、表皮剝離などの皮膚病変)の治療法
  • 止血→出血をとめること。

 

 <作り方>

  • 豚肩ロース      350g(半分使用)  
  • ピーマン       1ヶ
  • パプリカ       1/4ヶ
  • 玉葱         1/4ヶ
  • パイン缶(スライス) 1枚

(甘酢)

  • 鎮江酢          大さじ3
  • 水            大さじ2
  • パイナップルジュース   大さじ1
  • パイン缶シロップ     大さじ1
  • 砂糖           大さじ2
  • 塩            1g

f:id:hide8460:20210525213324j:image

  1. 肩ロースを1㎝程のスライスにカットします。ピーマン、パプリカ、玉葱は、乱切りにします。パインスライスは8等分にカットします。
  2. 肩ロースに下味をつけます。日本酒、塩、ごま油を少々。卵1/2ヶ、片栗粉大さじ3で混ぜ合わせます。(この半分を使用します。)少し時間を置いてから、片栗粉適量をまぶし、180度の油で揚げます。
    f:id:hide8460:20210525214505j:image
    f:id:hide8460:20210525214734j:image
    f:id:hide8460:20210525214759j:image

  3. 甘酢をボールに合わせてます。片栗粉小さじ1、水小さじ2を別のボールに合わせます。
    f:id:hide8460:20210525214911j:image
  4. フライパンを温め油を敷き、ピーマン、パプリカ、玉葱を炒めて7割程火を通します。野菜を取り出し、フライパンの温度を落とします。
    f:id:hide8460:20210525215214j:image
  5. 甘酢の材料とパインスライスをフライパンで、ひと煮立ちさせます。火を止め、水溶き片栗粉を加え、素早くかき混ぜます。中火にかけて、トロミがついてきたら、炒めた野菜、揚げた豚肉を加え混ぜ合わせます。
    f:id:hide8460:20210525215231j:image