専用の大きな釜で焼き上げたチャーシューを、白米に乗せた丼は、香港のポピュラーなB級グルメの一つです。
そんな香港式チャーシュー丼の『お家版レシピ』になります。
ガッツリ系のメニューなんですが…何気に…秋には、お勧めだったりします。
秋は、乾燥の季節です。
チャーシューの食材となる豚肉は、乾燥の対策となる「滋陰」という効能を持ち合わせます。また、チャーシューは、甘味の強い味付けが、特徴の料理です。その甘味の原料となる砂糖も「潤燥」という乾燥の対策となる効能を持ち合わせます。添えた、ほうれん草、卵も同様に乾燥の対策となる効能を持ち合わせています。
秋は、食欲の秋…食欲増進の季節でもあります。うるち米は、「健脾」「和胃」という消化促進の手助けとなる効能を持ち合わせます。
などなど…食べ過ぎは、良くありませんが…乾燥しがちな秋に、お勧めのガッツリ系メニューです。
~作り方~
- 厚さ3㎝程の豚肩ロースのブロック肉を、準備します。
- 大きめのボールに、調味料全てを入れ、混ぜ合わせます。(甜麺醤は、ユウキ食品の商品を使用しています。紹興酒は、無塩の商品です。)豚肩ロースも入れ、2時間程漬け込みます。途中何度か、調味料をもみこみながら、裏返します。
- 今回、オーブントースターで焼きました。専用のトレイに網をのせ、そこに調味料に漬けた、豚肩ロースをのせます。
- 温度180度で20分。裏返して20分。その後、温度200度で10分。裏返して10分加熱します。(オーブンレンジ等々で、加熱時間は、変わります。)
- 丼に、白米をよそい、スライスしたチャーシュー、茹でたほうれん草、茹で卵を盛り付けます。
- お湯小さじ2.5、醤油小さじ1、老抽(中国醤油)少々、砂糖小さじ1/4、胡麻油少々でタレを作り、適量かけます。