杏仁(南杏、北杏)、白キクラゲ、梨を、甘いシロップでじっくりと煮込む一皿は、「南北杏雪耳燉梨」などと表記され、定番の薬膳スイーツでもあります。温かいスイーツとして食べることが一般的ですが、冷まして食べても美味です!
南杏は「潤肺」、白キクラゲは「滋陰」「潤肺」「生津」、梨は「滋陰」「生津」「生肌」といわれる、乾燥対策となる効能を持ち合わせます。
肺は、呼吸の他、体内水分の運航を調整する働きなどがあり、美肌効果に影響を与える臓器であると言われています。肺を潤すことで、その機能を正常に整える「潤肺」という効能を持つ、白キクラゲ、杏仁は、美肌食材としても定番です。
~作り方~
- 梨 1ヶ
- 南杏 8g
- 北杏 4g
- 白キクラゲ 15g
- 棗 1ヶ
- クコの実 5g
- 南杏、北杏、白キクラゲを半日ほど、水に浸けます。白キクラゲは、硬い部分を取り除き、食べやすい大きさに、ちぎります。
- 梨の皮を剥き、食べやすい大きさにカットし、種の部分を取り除きます。
- 鍋に適量のお湯をわかし、白キクラゲを茹でザルにあげます。
- 鍋に900ccのお湯を沸かし、砂糖120gを溶かします。水気をきった南杏、北杏、梨、白キクラゲ、棗を加え、蓋をして弱火で45分煮込みます。
- 火を止めて、クコの実を加えます。