最古の宮廷薬膳料理とも言われる『当帰生姜羊肉湯』のアレンジレシピです。
薬膳効能
『当帰生姜羊肉湯』は、冬の薬膳スープです。
生薬である「当帰」は、補血薬に分類され、寒い冬に滞りがちな、血の巡りの改善や、滋潤等に効果を発揮します。
「生姜」は、脾胃を温める…温めることで、寒邪を取り除く…などの効能を持ち合わせ、「羊肉」もまた、脾胃や足腰を温める…などの効能を持ち合わせます。
つまり、『当帰生姜羊肉湯』は、身体を足腰から温めながら、血の巡りやその内容を高めるスープと言えます。
さらに加えた生薬、「山薬」「黄耆」「棗」は、補気薬に属し、気力UPや食欲不振の改善…等々の効果が期待出来ます。
材料
- ラムチャップ 4本
- 生姜薄切り 4枚
- パクチー 適量
- 当帰 5g
- 黄耆 5g
- 紅棗 4ヶ
- 山薬 15g
作り方
- 山薬を食べやすい大きさに折り、一晩水に浸けます。
- 当帰、黄耆をお茶パック等に詰めます。
- 鍋に水1.5㎏を沸かし、ラムチャップ、生姜薄切り、当帰、黄耆、紅棗、山薬を加え、蓋をして弱火で1時間半煮込みます。
- 当帰、黄耆を取り出し、塩小さじ1/4で味付けします。
- スープを器に盛り、パクチーの葉を添えます。