補陰薬(体内水分等を補充する働きをもつ生薬)に分類される、沙参・玉竹と鶏肉を組み合わせたスープ「沙參玉竹雞湯」の『お家版レシピ』です。
秋の天気の一番の特徴は、乾燥…。この乾燥の対策となるスープです。
薬膳効能
「滋陰潤肺」「益胃生津」
体内水分等を補充することで、体内に潤いを与える。肺を潤すことで、肌や髪の乾燥、乾いた咳など燥邪が要因となる症状を改善する…
胃の機能を高め、消化活動を促進し、体内水分を作り出す…
などの効果が期待できます。
「滋陰」「潤肺」「生津」などの効能を持つ食材を身体に取り入れることは、秋の乾燥対策となります。レシピのスープでは、生薬である沙参・玉竹・枸杞が、それらの効能を持ち合わせています。
材料
- 沙参 10g
- 玉竹 10g
- 山薬 10g
- 枸杞 5g
- 紅棗 2ヶ(10g)
- 陳皮 少々
- 生姜薄切り 4枚
- 骨付き鶏もも肉ぶつ切り 2本(600g)
作り方
- 山薬を半日ほど、水に漬ける。
- 鍋に1.7kgのお湯を沸かし、骨付き鶏もも肉を加え、ひと煮立ち。アクを取り除く。
- 残りの材料全てを加え、蓋をして弱火で2時間煮込む。
(15分後)
(1時間後)
(2時間後) - 塩小さじ1/4で味付け。