豚スペアリブと中国の紅米「紅糟米」を、醤油ベースの煮汁で、じっくり煮込む江蘇省の料理「無錫排骨」に、旬の里芋、チンゲン菜を組み合わせた『お家版レシピ』になります。
チンゲン菜は…意外にも…秋が旬の野菜です。(春にも旬があり、一年に二回の旬があります。)さらに…晩秋がもっとも甘味があり美味しいと、言われています。
里芋、チンゲン菜は、「健脾」「健胃」という消化促進の効果が期待出来る効能を、それぞれ持ち合わせます。そして、豚スペアリブは、「滋陰」という乾燥対策ともなる効能を、持ち合わせます。
などなど…食欲の秋、空気が乾燥しがちな秋に、お勧めです。
~作り方~
- 豚スペアリブ 500g
- 里芋 300g
- チンゲン菜 1本
- 紅米(紅糟米) 10g
- 紹興酒 50g
- 水 950g
- 醤油 50g
- 砂糖 50g
- 里芋は、皮を剥き食べやすい大きさに…チンゲン菜は、4等分にカットします。
- 鍋にお湯(分量外)を沸かし、豚スペアリブを茹でます。流水で洗い流します。
- 鍋に水、紹興酒を合わせ、そこに生姜薄切り2枚、葱頭2キレ、八角1ヶを加え、沸かします
- 2.のスペアリブ、紅米、醤油、砂糖を加え、蓋をして弱火~中火で1時間煮込みます。(煮汁を煮詰めたいので、蓋と鍋は、少しずらします。)
- 里芋を加え、蓋をして弱火~中火で30分煮込みます。(蓋と鍋は、少しずらします。)
- 生姜薄切り、葱頭、八角を取り除きます。お皿に、豚スペアリブ、里芋、茹でたチンゲン菜を盛り付けます。(チンゲン菜を茹でるときは、お湯に塩、油少々を加えると、色良く仕上がります。)
- 煮汁に醤油を少々加え、味を整えます。そこに、水溶き片栗粉(片栗粉1:水2)を少々加え、加熱してトロミをつけます。お皿に盛り付けた豚スペアリブ、里芋に掛けます。