蓮根の挟み焼きは、中国語で「香煎藕盒」。中国にも存在する家庭料理です。香味野菜を紹興酒、五香粉、塩で炒めたスパイスで味付けしたレシピを紹介します!
薬膳効能
蓮根は、生食と加熱食で効能が変わります。
加熱した状態では、
脾・胃の働きを高め消化を促進し、食欲不振や慢性下痢等を解消する働き「健脾」「開胃」「止寫」…
等の効能を持ち合わせ、食欲の秋にお薦めしたい食材の一つです。
香味野菜の葱・生姜・にんにく・パクチーもそれぞれ「健脾」「健胃」「消食」等の効能を持ち合わせ、消化不良や食欲不振等の対策となります。
材料
- 蓮根 200g
(挽き肉餡)
- 豚ひき肉(脂少なめ) 200g
- 長葱 20g
- 干し椎茸スライス 2g
- オイスターソース 3g
(中華風スパイス)
作り方
- 蓮根の皮を剥き、2.5㎜のスライスにカット。水にさらして、アクをぬき、ザルにあげて水気を良くきる。
- 挽き肉餡の干し椎茸を水に浸けて戻し、みじん切りにする。長葱もみじん切りに。
- (挽き肉餡を作る)大きめのボールに豚ひき肉と、2.の干し椎茸、長葱を合わせ、塩少々(1.5g)、砂糖少々(1.5g)、旨味調味料ひとつまみ、オイスターソース、胡麻油3g、胡椒少々、片栗粉小さじ1を加え良く練る。
- 1.の蓮根の両面に片栗粉をつけ並べる。3.の挽き肉餡をのせ、ヘラ等を使い、しっかりと蓮根で挟む。
- (中華風スパイスを準備する)広東風スパイスの食材をみじん切りにし、ボールにあわせる。紹興酒、五香粉、塩少々(1.5g)、砂糖少々(1g)、旨味調味料ひとつまみを加える。
- フライパンを良く温め、油を少し多めに敷き、4.の挽き肉を挟んだ蓮根を両面しっかりと焼く。
- フライパンの余分な油を、ペーパー等で拭き取り、5.の広東風スパイスを炒めて、紹興酒の水分を飛ばし、6.の蓮根の挽き肉挟み焼きを戻し、さっと和える。